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トラベルソ

執筆者の写真: scp90172scp90172

土曜日は楽器店レッスンでした。

バロック音楽が大好きな生徒さんのなですが、バロック愛が強く・・・

ついにトラベルソを購入されました。

















フルートができたのは約4万年前、鷹の骨に穴を開けて音を出したことから

はじまります。

そこから改良され、写真のような木に穴を開けキィを付けた

現在のフルートに近づいた形になりました。

この状態では出せる音域や音量に限界があるので、何度のも改良され素材を金属にし

指で押さえてふさぐキィを増やし現在のベーム式フルートになりました。

現在でも、より良い音がだせるように、

ビギナーでも楽に吹けるように、フィンガリングが楽になるようにと

様々なメーカーが改良を続けています。



ぜひこの機会に!ということで、トラベルソを吹かせてもらいました。

素材は「ツゲ」という木でできており、とても軽いので驚きました。

トーンホールの間隔は右手の方が少し広くなっていて押さえにくい・・・

小指のキィは抵抗ありませんでした。

歌口はピッコロと同じなので、ここもクリア。

息を入れてみると・・・なんとも言えない柔らかく深みのある音が!!

D管のため運指がフルートと違うので運指表を見ながら

ひととおり音階を吹き、独特の音程と響きにうっとりしました。

2021年を生きながら400年前に吹かれていた音を自分も出すって

感慨深いですね。

すっかりコアな内容になってしまいましたが、

貴重な経験をさせていただきました。ありがとうございました。



生徒さんは来年の発表会に出演する目標でバッハのソナタをレッスン中です。

お仕事がお忙しい中、練習もレッスンも頑張ってくださり

本当にありがとうございます。

毎回のレッスンで学んだことを確実にご自分のスキルに

されていますね。

これからも楽しくレッスンを続けてくださいね。






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