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師匠のこと

執筆者の写真: scp90172scp90172

昨日のレッスン後、ショパンのワルツを譜読みしました。

楽譜をパラパラとめくっていくと、過去にレッスンした曲がいくつかあり、

どんなだったかなぁと思い出しながら軽く弾いたりしていました。

先生の書き込みもあり、当時の記憶がよみがえります。


高校生の時からレッスンをしてくださった先生は

本当に厳しくて(笑)。よく叱られました。

私が音楽の道を進む選択をしたからこそ、厳しく熱心にレッスンをして

くださったのですが、当時の私は幼く、その厳しさを理解できなかったので

レッスンが辛くて仕方ありませんでした。


もちろん上手になりたくてレッスンを受けていましたが

先生に指摘されたことがすぐに出来ないもどかしさや、

自分の思うように弾けない悔しさ、情けなさがこみ上げてきて

ピアノの前で泣いたこともありました。














私の専攻はフルートだったのでピアノは副科というかたちになるのですが

先生は「副科だなんて思わないで、一生懸命やりなさい!」と

ピアノ専攻科並みのレッスンで私を指導してくださいました。


基礎の見直し、音色の変化、体の使い方、音楽の捉え方・・・

書ききれないほどたくさんのことを教えてくださったのに

高校生の私、もっと真剣に聞いておきなさいよ!!と、いま思います。



つづく。





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