昨日は発表会後、初の水曜日レッスンでした。
本番を終えてそれぞれに感想を聞きました。
練習通りに弾けた子、普段はミスをしないところでミスがあった子、
練習よりも上手に弾けた子。
みんなの感想は様々で、中には私よりも自己評価の厳しい子もいました。
ステージの上ではやっぱり少しでも上手に弾きたいとか
うまくいったらいいな・・・とか、考えてしまいますよね。
かつては私もそうでした。
でも、上手に演奏したい、失敗したくない、と思えば思うほど緊張するんです。
緊張するとどうなるか。
心拍数が早くなり呼吸が浅くなります。
体の筋肉が硬直して演奏に支障が出ます。
思考は音楽のことではなく、緊張との戦いになります。
と、いいことはなにひとつありません(笑)。
よく、「どうすれば緊張しなくなりますか?」と質問されますが
私は自分ができる限りの練習をして、聴いてくれる人が楽しんでくれるような演奏をしよう、ステージで自分の音楽を表現できることに感謝しよう、と思います。
心地よい緊張はありますが、集中して演奏をすることができます。

今年は前向きな感想が多く、生徒さんそれぞれに次の課題を見つけることが
できたようです。
日々のレッスンのなかで課題に向き合い、演奏する楽しさも味わっていきましょう。
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